ジェフユナイテッド千葉、17年ぶりのJ1復帰
J2降格以降、長い時間をかけて挑み続けてきたJ1昇格。
これまで幾度となく跳ね返されてきたJ1昇格プレーオフを、今回ついに突破しました。
昇格が決まった瞬間、スタジアムには大きな歓喜が広がり、
テレビ越しでも、選手やサポーターの思いが一気にあふれ出したことが伝わってきました。
それだけ、この昇格が特別な意味を持つ出来事だったのだと思います。
昇格プレーオフ初突破の背景
今回のJ1復帰で特に印象的だったのが、
これまで“鬼門”とされてきた昇格プレーオフを初めて勝ち抜いたという点です。
試合を見ていて感じたのは、
ベンチからの指示が明確で、チーム全体が迷いなく動いていたことです。
小林監督の判断や采配が、プレーオフという一発勝負の中で、
しっかりと機能していたように見えました。
勢いや気持ちだけに頼るのではなく、
試合の流れや状況を冷静に読みながら戦っていたことが、
これまでとは違う結果につながったのだと思います。
若い力と、J1を見据えた言葉
昇格の立役者の一人として印象に残ったのが、姫野誠選手のコメントです。
「もう一度、優勝争いをする強いジェフを見せたい」
昇格の喜びにとどまらず、
すでにJ1での戦いを見据えた言葉だったことが印象的でした。
ジェフユナイテッド千葉がJ1に戻ったことは、
ゴールではなく、新たなスタートなのだと感じさせられます。
21年ぶりにそろう「オリジナル10」
2026年シーズンには、
Jリーグ創設時の**「オリジナル10」**が、21年ぶりに再びそろうことになります。
ジェフユナイテッド千葉のJ1復帰は、
一つのクラブの昇格にとどまらず、
Jリーグ全体にとっても大きな節目となる出来事です。
再びJ1の舞台へ、そしてフクダ電子アリーナへ
長い時間を経て、ようやく戻ってきたJ1の舞台。
ここから、ジェフユナイテッド千葉の新たな戦いが始まります。
そして、ホームスタジアムであるフクダ電子アリーナで、
再びJ1の試合を観戦できる日常が戻ってくることも、大きな楽しみの一つです。
アクセスの良さも含めて、J1の試合を観に行きやすいスタジアムで、
ジェフユナイテッド千葉の戦いを間近で見られるシーズンが始まります。
フクダ電子アリーナで、
J1の舞台を戦うジェフユナイテッド千葉の姿を楽しみに、
来年のシーズンを見守っていきたいと思います。

