40代以降のデッドリフト

3月22日のトレーニングは、術後184日目というタイミングでのデッドリフトでした。

この日は

ヘックスバーデッドリフト

225kg × 4回 × 3セット

を予定していましたが、結果として全セット「3回」で終了しました。

■ なぜ予定を変更したのか

1セット目の3回目の時点で

「4回目に入るとフォームが崩れる」

という感覚がありました。

この時点で

👉あえて4回目に入らない

👉その後のセットもすべて3回で統一

という判断をしています。

■ 40代以降で起きている身体の変化

この判断の背景にあるのが、40代以降の身体特性です。

加齢により

・腱や靭帯などの結合組織が硬くなる

・弾性が低下する

・血流が低下する

・回復が遅れる

といった変化が起きます。

その結果

・可動域が制限される

・違和感が残りやすい

・同じ負荷でも損傷リスクが高まる

■ 「できる」ではなく「維持できる」が基準

若い頃は

「あと1回できるかどうか」

が基準になりがちですが、40代以降は違います。

👉「そのフォームを維持できるか」

これが最重要です。

フォームが崩れた状態での1回は

・ターゲット筋への刺激が低下

・関節や靭帯への負担が増加

👉結果として「パフォーマンス低下」と「怪我リスク増大」の両方につながります。

■ 種目選択も変えるべき理由

今回のトレーニングでは、バーベルではなくヘックスバーを使用しています。

これは

・重心が中央に近くなる

・腰椎への剪断ストレスが軽減される

・股関節主導の動作を作りやすい

というメリットがあるためです。

40代以降は

👉「バーベルにこだわる」のではなく

👉「身体に合った負荷のかけ方を選ぶ」

ことが重要です。

■ デッドリフトの再定義(40代以降)

40代以降のデッドリフトは、以下のように考えるべきです。

【デッドリフトの原則】

・床引きにこだわらない

・フォームが安定する高さで行う

・崩れた時点で終了

特に重要なのは

👉「可動域」より「ポジション」

無理に床から引くことでフォームが崩れるのであれば、ブロックやラックを使う方が合理的です。

■ なぜ「崩れる前に止める」のか

よく知られている言葉に

👉「注意一秒、怪我一生」

があります。

トレーニングにおいても同様で

・一瞬のフォームの崩れ

・わずかな無理

これが

👉長期的なパフォーマンス低下や怪我につながる

可能性があります。

■ 結論

40代以降のトレーニングで重要なのは

👉「やり切ること」ではなく「崩さないこと」

・重さより再現性

・全力よりコントロール

・可動域よりポジション

そして

👉「硬くなっていて回復が遅い身体」を前提に設計すること

これが、長期的に結果を出し続けるための最適解です。

■ 本日のトレーニング動画