私自身、40歳を迎えた頃から、身長が172センチから168センチに4センチも縮んでしまいました。この変化は驚きであり、同時に加齢による身体の変化を痛感する出来事でした。
実は、年齢を重ねるとともに背が縮むことはよくある現象です。その主な原因の一つが「椎間板の変性」です。椎間板は脊椎の間に位置し、水分を多く含んだ弾力性のある繊維軟骨で、脊椎を支えるクッションのような役割を果たしています。
しかし、加齢に伴い、椎間板は次第に水分を失い、弾力性が低下します。これにより、椎間板が薄くなり、脊椎同士の間隔が縮まります。さらに、日常生活で重力が常に脊椎に圧力をかけ続けるため、椎間板が潰れてしまい、結果的に身長が低くなってしまうのです。
私自身の経験からも、加齢による身体の変化には注意が必要だと感じています。このような変化を最小限に抑えるためにも、日頃からの姿勢やストレッチ、筋力トレーニングが重要です。身体のケアを怠らず、健やかな生活を送りましょう。
小濱裕司