水分補給と低ナトリウム血症

水分補給の落とし穴?「低ナトリウム血症」に気をつけましょう!

水分補給は、特に運動中には欠かせないものですよね。暑い日やハードなトレーニング中、脱水症状を防ぐためにしっかりと水分を摂ることは、誰もが気をつけていることかと思います。しかし、実は水分を過剰に補給しすぎると「低ナトリウム血症」という状態に陥るリスクがあることをご存じでしょうか?

低ナトリウム血症って何?

低ナトリウム血症とは、体内の水分が増えすぎて血液中のナトリウム濃度が低くなる状態です。この状態になると、体の電解質バランスが崩れ、筋肉が攣ったり、痙攣を引き起こしたりします。特に、マラソンやトライアスロンのような長距離競技に取り組むアスリートや、発汗が非常に多い状況にある人に見られることが多いです。

水だけでは危険!塩分も忘れずに

低ナトリウム血症は、水だけを大量に摂取し続けることで引き起こされやすくなります。特に長時間にわたって運動する場合、汗と一緒に体内のナトリウムが失われますが、水だけを補給していると、そのナトリウムを補充できず、体液のバランスが崩れてしまうのです。

このようなときは、天然塩や塩飴を一緒に摂ることが有効です。ナトリウムを補給することで、体のバランスを保ち、筋肉の攣りや痙攣を予防することができます。

私も愛用!天然塩で万全の準備を

私自身もトレーニング中に筋肉が攣りやすい体質なので、常に天然塩を近くに置いています。特に、発汗が多いトレーニングや暑い日の運動では、塩分補給が不可欠です。水分補給を心がけるだけでなく、適度な塩分も一緒に摂取することで、パフォーマンスをしっかりと維持することができます。

もしあなたも運動中に筋肉が攣りやすかったり、長時間のトレーニングを行うなら、天然塩や塩飴を活用してみてください。水だけではなく、体に必要な塩分も補給して、より快適に運動を楽しみましょう!

小濱裕司