
【銀歯の再装着で実感した「噛みしめ」とトレーニングの関係】
7月9日(水)、トレーニング中に外れてしまっていた左奥歯の銀歯を、ようやく歯科で入れ直していただきました。
詰め物が外れた部分に力がかかると出血してしまうため、歯を食いしばらないように気をつけながらトレーニングをしていました。しかし、実際に行ってみてわかったのは、歯をしっかり噛みしめられないだけで、ここまでパフォーマンスに影響するのかということです。
特にベンチプレスでは、いつもの重量が重く感じられ、体幹の安定感にも不安定さがありました。無意識のうちに行っていた「噛みしめ」が、筋力発揮やフォームの安定に貢献していたのだと、身体を通じて気づく経験となりました。
一般的にも、歯の噛みしめによって中枢神経が活性化され、筋肉の出力や姿勢制御に良い影響を与えるという研究があります。つまり、噛みしめは単なる癖ではなく、全身の連動性や集中力を高める一要素でもあるのです。
今回、銀歯を入れ直したことで再び咬合が安定し、トレーニング中も安心して力を出せるようになりました。歯一本の小さな変化ですが、トレーニングへの影響は想像以上に大きいものでした。
これまで筋肉や関節のケアには注意を払ってきましたが、「歯」もまた身体づくりを支える大切なパーツであることを再認識しています。今後も、こうした小さな違和感を見逃さず、細部にまで意識を向けていきたいと思います。