
小濱トレーニングジムでは、夜になると窓ガラスに張りつくヤモリの姿を見かけることがあります。
このジムの“ナイトメンバー”とも言える小さなヤモリは、これまで毎年のように暖かい季節になると現れ、夜間の静かな時間帯に窓辺で虫を捕食する姿を見せてくれていました。
ところが今年の初夏、いつも見かけていたヤモリの姿がしばらく見えなくなっていたのです。
「今年は来ないのかな?」「どこか別の場所に移ったのかも」と少し寂しさも感じていた矢先、ここ最近になって再び夜のジムの窓に姿を見せるようになりました。
ヤモリは「家を守る」縁起の良い生き物
ヤモリは漢字で「家守」または「守宮」と書かれる通り、古くから“家を守ってくれる存在”として大切にされてきました。
日本では、ヤモリが住みつく家は「災いから守られる」「繁栄する」と言われ、縁起の良い象徴とされています。
また、実際にヤモリは害虫を食べてくれる益獣であり、自然の中で家や建物を守る「守護者」のような役割を果たしてくれているのです。
小濱トレーニングジムにも、またこの小さな守り神が戻ってきてくれたことに感謝しつつ、ジム全体の空気もどこか安心感に包まれているように感じます。
小さな命が教えてくれる、日々のありがたさ
ヤモリはとても繊細で臆病な生き物です。少しの環境の変化や人の気配を敏感に察知して、すぐに姿を隠してしまいます。
そんなヤモリが、再びジムの窓辺に現れてくれたというのは、もしかしたら、日々ここでトレーニングに励む皆さんの「気」が良いからかもしれません。
ふとした瞬間に目に入る小さな生き物が、私たちの努力をそっと見守ってくれている——
そう思うと、何気ない夜の風景が少し特別に感じられます。
これからも「守られるジム」であり続けるために
小濱トレーニングジムは、お客様一人ひとりの健康と目標を守り続ける場所でありたいと考えています。
ジムに来た際、もし窓辺にヤモリの姿を見つけたら、ぜひそっと優しい目で見守ってあげてください。
小さな命とともに、これからも皆さんが安心して通える場所をつくっていきます。