10月9日(木)に抜糸を行いました。
手術後の経過は順調で、身体の状態も少しずつ落ち着いてきています。
とはいえ、右肩の夜間痛はまだ続いており、夜中に何度か目が覚めてしまうこともあります。
それでも、以前よりも睡眠時間が少しずつ長くなり、深く眠れる時間が増えてきました。
この“少しずつの前進”が、今の私にとって何よりの希望です。
夜間痛と付き合いながらの毎日
腱板断裂などの肩の手術後は、炎症による夜間痛が避けられない時期があります。
眠れない夜が続くと、体力だけでなく気力まで奪われます。
それでも、焦らずに回復を信じて時間を味方につけることが大切だと感じています。
私自身も、クッションや枕の位置を工夫しながら、右肩に負担のかからない姿勢を探し続けています。
ほんの少しの改善でも、翌朝の疲労感が変わる――そんな小さな積み重ねを大切にしています。
パーソナルトレーナーとして現場復帰
抜糸を終えたとはいえ、装具はまだ外せません。
そのため、車の運転もできず、トレーニング動作には制限があります。
それでも、退院直後からパーソナルトレーニングの現場には立ち続けています。
クライアント様にオリンピックプレートの付け替えやマシンの高さ設定などを手伝っていただきながら、なんとか仕事できています。
右腕を自由に動かせない今は、フォームの細部を見極める力や、言葉で正確に動きを伝える力を磨く良い機会になっています。
実際に身体を動かせないからこそ、クライアントの動作をより深く観察し、指導の本質を見つめ直す時間になっています。
5回目の手術で感じた“これまでにない時間”
今回の手術は私にとって5回目の手術になります。
これまでにもさまざまな怪我や手術を経験してきましたが、ここまで長期間トレーニングができなかったことは初めてです。
34年以上、トレーニングを続けてきた中で、この「動けない時間」は想像以上に長く、正直なところ精神的にも苦しい瞬間があります。
それでも今は、「焦らず整える」ことを自分に言い聞かせながら、次のステップに備えています。
トレーニング再開に向けて
まだ装具が外せないため、トレーニング再開はもう少し先になりそうです。
ですが、クライアント様の支えがあり、現場で指導を続けられていることに心から感謝しています。
この経験は、私にとって“原点回帰”のような時間でもあります。
「できない」ことを通じて、改めて「できる」ことの大切さを実感し、指導者としての視点もより深まりました。
💬 まとめ
抜糸を終え、夜間痛と向き合いながらも現場で指導を続けています。
今回の5回目の手術では、これまで経験したどの怪我よりもトレーニングができない時間が長く、改めて健康のありがたさを痛感しています。
焦らず、一歩ずつ。
再び自分の体でトレーニングを実践できる日を目指して、今日もクライアント様とともに前進していきます。