筋トレで腰痛になる原因と対策

筋トレで腰痛になる理由とは?対策方法・腰を痛めるメカニズムについて解説!

 トレーニング中に「腰を痛めたことがある」「腰が痛くてトレーニングを休んでいる」という方も多いのではないでしょうか?

腰痛は慢性化しやすいため、正しい知識を持ち、予防しながらトレーニングを続けることが大切です。

本記事では、✅ 腰痛の原因と対策方法を詳しく解説します!

 1. トレーニングで腰を痛める主な原因

⚠️ 骨盤の過度な前傾・後傾

❌ 骨盤の後傾(バットウィンク)

スクワットでしゃがむときに骨盤が後傾し、腰が丸まると椎間板に負担がかかります。

 主な原因

• ハムストリングスや股関節の柔軟性不足

• 胸椎の可動域が狭く、猫背気味

• 深くしゃがみすぎて骨盤の可動域を超える

❌ 骨盤の過度な前傾(反り腰)

骨盤が前傾しすぎると腰椎が反りすぎて負担増

スクワット時に腰を反らせすぎると腰痛を引き起こす原因に!

 主な原因

• 腹筋・臀筋の筋力不足(腰を安定させられない)

• 股関節の前側が硬く、骨盤が前傾しやすい

• スクワット時に目線が上を向きすぎている

⚠️ 腹圧の不足

❌ 腹圧が弱いと腰椎が安定せず、腰に負担が集中!

 スクワットやデッドリフトでは 腹圧をかける ことが重要。

✅ 腹圧をかけるポイント

• 腹式呼吸で 息をしっかり吸い、お腹を膨らませる

• パワーベルトを活用し、腹圧を補助する

• 下腹部(腹横筋)を意識し、内側からお腹を張る

⚠️ ハムストリングス・大臀筋の柔軟性不足

❌ デッドリフトでハムストリングスや大臀筋が硬いと 骨盤が後傾しやすく、腰を丸めやすい!

この状態で引き上げると、腰痛のリスクがUP⤴️

 主な原因

• 可動域を超えて無理に深くしゃがもうとする

• 柔軟性不足で、骨盤が動かせない

• 背中が丸まったまま引いてしまう

✅ 2. 腰を痛めないための対策

 骨盤をニュートラルに保つ

スクワットやデッドリフトでは 骨盤を適切な位置(ニュートラル)に維持 することが大切️‍

 骨盤をニュートラルに保つ練習

1️⃣ エクササイズボールに座り、骨盤を前傾・後傾させる

2️⃣ スクワット時に腹圧をかけ、股関節からしゃがむ意識を持つ

3️⃣ 目線は真正面~やや下を向き、反りすぎ・丸まりすぎを防ぐ

 デッドリフトの可動域を調整

 腰が丸まりやすい場合は「最初からフルレンジで行わない」のがポイント!

✅ ステップアップ方法

1️⃣ ラックプル(膝下の高さから引く)

2️⃣ 腰が丸まらないフォームを確立したら、段階的に床引きデッドリフトへ移行

 ストレッチと可動域改善

柔軟性が低いと腰痛の原因に❗

トレーニング前後に ストレッチを取り入れ、股関節やハムストリングスの可動域を広げることが重要✨

 おすすめストレッチ

✔️ ハムストリングスのストレッチ(座位前屈・仰向けで足を伸ばす)

✔️ 腸腰筋のストレッチ(ランジストレッチ)

✔️ 胸椎の可動域を広げるエクササイズ(キャット&ドック)

 3. メンタル要因と腰痛の関係

ストレスが蓄積すると、自律神経の乱れ➡️ 血流悪化➡️ 筋肉の緊張が起こり、腰痛につながることも

ただし、腰痛の主な原因はフォームの問題や筋力不足なので、メンタル要因だけが原因ではないことを理解しておきましょう。

 ストレス解消におすすめの方法

✔️ ストレッチや軽い運動で血流促進

✔️ マッサージや温熱療法で筋肉をほぐす

✔️ 半身浴でリラックス&血流改善

 まとめ

✅ スクワット・デッドリフトのフォームを見直す!

✅ 骨盤の角度をニュートラルに保つ!

✅ 腹圧をしっかりかけて腰を安定させる!

✅ ストレッチを取り入れ、柔軟性を向上させる!

✅ ストレスを溜めない生活習慣も大事!

 正しいフォームとトレーニングで、腰痛を防ぎながら安全に鍛えていきましょう!