箱根駅伝ランナーのシューズ

今年の箱根駅伝も区間新記録がいくつか誕生し、全区間で厚底シューズを履いた選手の記録が区間記録になったようです。

全210選手のうち154人、実に73・3%がナイキの厚底を使用したそうです。

2番手以降はアディダス28人(13・3%)、アシックス24人(11・4%)、ミズノ2人(1%)、ニューバランスとプーマがそれぞれ1人(0・5%)。

 ナイキの内訳は「ズームXヴェイパーフライネクスト%シリーズ」が100人、「エアズームαフライ」が54人。

全区間で「ネクスト」が「αフライ」の同数以上使用され、全体の約半数を占めたそうです。

「ネクスト」はフォームやコースを選ばない万能性が支持されており、引退した大迫傑が東京五輪でも着用したモデルです。

ランナーの実力を引き出す性能を持つ一方、シューズに「走らされる」感覚もあり、故障リスクや使い分けなどを各チームで工夫しているそうです。