腰痛の正体

ボディメイクを始めて食生活を改善した結果、今朝の体組成はとても良好でした。

• 体重:77.2kg

• 体脂肪率:9.8%

• 筋肉量:66.05kg

• 基礎代謝量:1951kcal

• 体内年齢:20歳

• 推定骨量:3.6kg

• BMI:27.4(※筋肉量が多いため高めに出ています)

2月から毎日欠かさずトレーニングしてきましたが、今日は腰痛がひどいため久しぶりに休養日にしました。

【腰痛の正体】

「もしかして重大な病気?」その前に知っておきたい5つの誤解

腰や背中に痛みを感じると、

「もしかして大きな病気では…?」と不安になることもありますよね。

ですが、その痛み、実は誤解からくるものかもしれません。

腰痛に関する“よくある5つの誤解”を取り上げながら、

正しい知識と対処法をわかりやすく説明します。

❌ 誤解①「ストレスと背中の痛みは無関係」

実は、ストレスは腰痛の大きな原因のひとつです。

▶ 根拠となる研究

イギリスの大規模調査「ホワイトホールII研究(The Whitehall II Study)」では、

高ストレス状態の方は、そうでない方と比べて腰痛を発症するリスクが2倍以上高くなることが報告されています。

(出典:BMJ 1997;314:1319-1325)

▶ なぜ痛くなるのか?

ストレスを感じると、身体が緊張し筋肉がこわばるため、肩や首、背中に痛みが出やすくなります。

▶ 解決策

• 軽い運動やストレッチを取り入れる

• 深呼吸を習慣化する

• デスクワーク中にもこまめに立ち上がって身体を動かす

心と身体の両方をリラックスさせることが大切です。

❌ 誤解②「痛みが強い=重大な問題」

▶ 実際には

痛みの強さが必ずしも重症であることを意味するとは限りません。

背中は感覚神経が密集しているため、

軽い筋肉の損傷でも強い痛みを感じることがあります。

▶ よくある原因

• 長時間の座り仕事

• 姿勢の崩れ

• 運動不足

▶ 受診をおすすめする場合

• 痛みが数日以上続く

• 足のしびれや脱力を感じる

• 排尿・排便に異常がある場合

このような症状がある場合は、医療機関を受診しましょう。

❌ 誤解③「硬いマットレスが腰に良い」

▶ 実は…

中程度の硬さのマットレスが最も適しています。

硬すぎると身体がフィットせず、

背骨の自然なカーブを保てなくなり、逆に腰に負担がかかることがあります。

▶ 寝姿勢に合わせた選び方

• 仰向けで寝る方:やや硬め

• 横向きで寝る方:やや柔らかめ

最近は、一定期間お試しできるマットレスも増えていますので、

ご自身に合うものを見つけるために活用されることをおすすめします。

❌ 誤解④「背中の痛みの原因は簡単にわかる」

▶ 実際には

背中の痛みの原因は複数の要素が絡み合っていることが多く、特定は簡単ではありません。

事故や外傷など明確な原因がある場合を除き、

多くは生活習慣・姿勢・加齢・筋力低下・遺伝などの複合要因が関与しています。

▶ 改善には体幹強化が有効です

• プランク

• ブリッジ

• ストレッチやヨガ

こうしたトレーニングを習慣化することで、

背骨や体幹を支える筋肉が強化され、痛みの予防にもつながります。

❌ 誤解⑤「腰を痛めたら、とにかく安静にするべき」

▶ 注意が必要です

痛みを感じた際に安静にすることは悪いことではありませんが、

過度な安静はかえって痛みを長引かせる原因になることがあります。

筋肉を長期間動かさないことで硬直し、

血流が悪くなって回復が遅れる場合があります。

▶ 正しい対応とは

• 痛みが落ち着いてきたら、無理のない範囲で身体を動かす

• 軽いストレッチやウォーキングを取り入れる

• 痛みが強くなったり、しびれが出る場合はすぐに医療機関を受診する

【まとめ】

自分の身体の状態を正しく理解し、誤った思い込みをなくすことが腰痛予防・改善の第一歩です。

日々の生活やトレーニングの中で、腰や背中のケアにも意識を向けることで、

健康で快適な毎日を過ごすことができます。