今日で、腱板断裂と上腕二頭筋長頭腱断裂の手術からちょうど5ヶ月が経過しました。
まずはここまで大きなトラブルなく来られたことに感謝です。
肩にメスを入れた日を思えば、こうしてベンチプレスを行えていること自体が一つの前進です。
本日のトレーニング内容はベンチプレス。
102.5kgを2セット。
77.5kg×10回を3セット。
私のこれまでのベストは205kg。
今日の102.5kgはちょうどその半分です。
数字だけ見れば軽い。
長年高重量を扱ってきた神経系からすれば、物足りなさは正直あります。
しかし、今は“重さを追う段階”ではありません。
パーソナルトレーナーとしてもはっきり言えるのは、
術後の復帰期に必要なのは「負荷の大きさ」ではなく「負荷の質」です。
・痛みが出ないこと
・フォームが崩れないこと
・左右差が出ないこと
・翌日に炎症が残らないこと
これがクリアできて初めて、その重量は適正と言えます。
腱は筋肉よりも血流が少なく、回復が遅い組織です。
見た目が動けていても、内部ではまだ再構築の途中。
この時期に焦って負荷を急増させることは、長期的に見れば遠回りになります。
パーソナルトレーナーとして日々多くの方を見ていますが、
回復を早めようとして焦る方ほど、結果的に復帰が遅れるケースが多いのも事実です。
逆に、冷静に段階を踏んだ方は、
最終的に以前よりも安定したフォームと出力を手に入れます。
今回の復帰で特に意識しているのは、
・肩甲骨のポジションの再教育
・インナーマッスルの強化
・押す筋肉よりも“支える筋肉”の機能改善
強くなるとは、ただ重さを上げることではありません。
コントロールできる範囲を広げることです。
今後の予定としては、
急激な重量アップは行わず、週単位で微増。
その都度、翌日の反応を確認します。
5ヶ月は通過点。
ここからは“壊さずに強くなる”技術を磨いていきます。
小濱裕司

