術後5ヶ月。加齢に勝つためのデッドリフト設計

術後5ヶ月。185kg×10回を止めた理由と、ここからの3ヶ月

2月22日(土)。

ヘックスバーデッドリフト

185kg × 10回 × 2セット。

重量は軽い。

10回も余裕がある。

セットもまだ増やせた。

それでも2セットで止めた。

理由は単純です。

下ろしの局面で右肩に不安が残るから。

痛みではない。

しかし、安心もない。

今の基準は「どこまでやれるか」ではない。

常に動ける状態を維持できるか。

そこだけです。

今の身体の現実

腱板断裂の手術から5ヶ月。

押す種目はまだ不安定。

ベンチは下ろしで違和感。

チェストプレスは明確に痛い。

スクワットはバーを担げない。

SSBでも120kgを超えると圧迫感。

順手懸垂は肩が不安定。

その中でデッドリフトは比較的安定している。

だからこそ、ここを軸に組み立てる。

しかし「痛みが出ない」ことは

「完全回復」を意味しない。

焦る理由はない。

なぜ10回をやめるのか

185kg×10回は余裕がある。

しかし今の目的は

筋肥大でも、パワーアップでもない。

今は復帰期。

優先順位は明確。

・肩に余計なストレスを残さない

・フォームの精度を落とさない

・トレーニングを止めない

高回数は疲労を溜める。

疲労は制御を落とす。

制御が落ちれば、肩の安定も落ちる。

だから変える。

10回中心から3回中心へ。

粘らない。

潰れない。

成功で終える。

それが今の強さ。

これからの3ヶ月設計

週2回のデッドリフト。

水曜日:バーベル

土曜日:ヘックスバー

フェーズ1(1〜4週)再起動

バーベル190kgスタート

ヘックス195kgスタート

3回 × 3セット

毎週 +5kg

RPE8未満。

バー速度が落ちたら終了。

フェーズ2(5〜8週)再適応

バーベル210〜225kg

ヘックス215〜230kg

粘らず、高重量へ戻す。

フェーズ3(9〜12週)統合

バーベル230〜245kg

ヘックス235〜250kg

余裕を残してここまで来られれば成功。

証明はしない。

積み上げる。

47歳に向かう身体で考えること

若い頃は、できるならやった。

今は違う。

できても、やらない選択をする。

強さとは、

重量を扱えることではない。

壊さずに積み上げ続けられること。

床引きデッドリフト310kgを引いた神経は消えない。

消えるのは焦りだけでいい。

私はもう、重さに勝ちたいのではない。加齢に勝ちたい。

小濱裕司