次男が修学旅行へ出発し、朝の家がいつもより静かになりました。たった1日とはいえ、普段の賑やかさが少しだけ消え、妻とも「いないと静かだね」と話していました。妹といつも取り合いになるテレビ画面も、今日は平和そのもの。いつもはサッカー関連の動画が延々と流れているのに、それがないだけで家の空気がまったく違って感じられます。どこか落ち着かないような気持ちになるのも不思議です。
そんな中、久しぶりに身体を動かしたくなり、今日から24時間ジムに再入会して下半身のトレーニングを再開しました。術後まったく運動していなかったので、内容は本当にリハビリレベル。重い負荷は扱わず、関節や筋肉の反応を確かめるように、ゆっくり丁寧に動くことを意識しました。
軽い負荷の下半身トレーニングにも大きな意味があります。血流が戻るだけで筋肉の働きがスムーズになり、股関節まわりを軽く動かすだけでも腰の緊張が柔らぎやすくなります。下半身は身体の土台なので、軽い刺激でも姿勢の安定につながり、日常動作のスムーズさが少しずつ取り戻されていきます。ハードな重量は扱えなくても、こうした基礎的な動きが回復に繋がります。
実際に動いてみると、固まっていた部分がほぐれていく感覚を感じました。思っていた以上に気分転換になりました。「まだ動けるな」と感じられた瞬間もあり、そんな小さな手応えが前向きな気持ちになれました。
無理はしない。しかし止まらない。このペースが今の自分にはちょうど良いのだと思います。焦らず、身体の状態に合わせながら少しずつ動きを戻していけば、それだけで今は十分。小さな一歩でも積み重ねれば確かな変化につながるのかなということを感じられた一日でした。

