11月の冷え込みが本格化。体温管理がトレーニングの質を左右する季節へ

11月に入り、朝晩の冷え込みがかなり強くなってきました。

気温が下がると体が冷えやすく、筋肉や関節の動きも冬モードに入ります。この季節は、ウォームアップの質や体温管理がいつも以上に重要です。

小濱トレーニングジムでも、室温管理を含めて細かく環境を整えています。気温差の大きい季節でも良いトレーニングを継続するために、知っておいてほしいポイントをまとめました。

■ 1. 小濱トレーニングジムでは“室温18℃前後”を最適としている理由

当ジムでは、年間を通じて「室温18℃前後」がもっとも快適に動ける体感温度だと感じています。

ここで大事なのが、

“外気の影響で18℃を超える場合”は問題ない

という点です。

しかし、

“暖房によって18℃を超えてしまう場合”は、一気に暑く感じて動きづらくなる

という特徴があります。

これは、人工的な暖房の熱感は“体にこもるように感じる”ため、ウォームアップ後に一気に体温が上がり、暑さが気になってパフォーマンスが落ちるからです。

そのため当ジムでは、

・室温が自然に18℃を超える日はそのまま運営

・暖房で室温を上げるときは18℃前後に調整して止める

こうした管理を行っています。

動き出しは少し涼しく感じても、トレーニングが始まるとちょうど良くなるのがこの温度帯です。

■ 2. 寒い季節はウォームアップの質が特に重要

気温が低くなると、筋肉・腱・靱帯の柔軟性は落ちやすく、動き始めに怪我が起こりやすくなります。

11月以降は以下の流れが効果的です。

・肩や股関節まわりの動的ストレッチ

・自重またはマシンでの軽負荷動作

・段階的に重量を上げるウォームアップセット

筋温が上がると、可動域もスムーズになりパフォーマンスも安定します。

■ 3. 来館時は身体が冷えすぎていない状態が理想

外気が冷たい状態で来ると、筋肉も関節も冷えたまま動き始めることになります。

気温10℃以下の日は、

・ヒート系インナー

・長袖の上着

・足首まで覆えるウェア

などで移動し、冷えすぎを防ぐと安全に動けます。

■ 4. トレーニング後の冷え込みは特に注意

汗をかいたあと、外へ出た瞬間の冷えが体調を崩す原因になることは珍しくありません。

・帰りにすぐ上着を着る

・首や腰を冷やさない工夫をする

・帰宅後は早めにシャワーで体を温める

こうした簡単なケアで体調管理がしやすくなります。

■ 5. 冬でも水分補給は必須

寒い時期は喉が渇きにくく、水分補給が自然と減りやすい時期です。

脱水気味になると、

・筋肉が硬くなる

・疲労が抜けづらい

・足が攣りやすくなる

などのトラブルが起きやすくなるため、少量でもこまめに飲むことをおすすめしています。

■ 6. 生活リズムが乱れると寒さの影響が増える

冷え込みが強い季節は、睡眠不足や食事の乱れが疲労感につながりやすくなります。

特にダイエット中の方は、必要な栄養を極端に落としすぎないよう注意が必要です。

● まとめ

11月は、体温管理がパフォーマンスに強く影響する季節です。

小濱トレーニングジムでは、

・室温18℃前後を維持(暖房による上げすぎは避ける)

・丁寧なウォームアップ

・来館や帰宅時の冷え対策

・冬でも水分補給

・睡眠と食事の安定

こうした環境づくりとアドバイスで、季節に左右されにくいトレーニング環境を整えています。

寒さが強まるこれからの時期も、しっかりと体づくりを重ねていきましょう。