― 小濱トレーニングジムで一番多い世代から見えてきたこと ―
「脳の健康にはウォーキングがいい」
「認知症予防には有酸素運動」
少し前までは、こうした考え方が一般的でした。
もちろん、それ自体は間違いではありません。
ただ最近は、
筋トレそのものが脳を守る
という考え方が、研究レベルでも現場レベルでも広がってきています。
この話は論文の中だけの話ではありません。
日々ジムで多くの方の体を見ていると、実感として感じる場面が増えてきました。
小濱トレーニングジムで一番多いのは「50代」の方
現在、小濱トレーニングジムに通われている方で、
一番多い年代は50代です。
20代・30代のように
「鍛えたい」「強くなりたい」
という目的だけでなく、
将来の体が不安になってきた 体力の衰えを実感し始めた このまま何もしないのは怖い
こうした理由で来られる方が多い年代でもあります。
そして50代の方と向き合う中で、
「体だけでなく、頭の元気さも含めて整えていく必要がある」
そう感じることが増えてきました。
筋肉は「動かすため」だけのものではない
筋肉は、力を出したり、体を支えたりするためのもの。
多くの方がそう思っていると思います。
ですが実際には、筋肉は動かすことで
**脳に良い影響を与える物質(マイオカイン)**を分泌します。
このマイオカインには、
脳の神経細胞を元気にする 新しい神経のつながりを作る 脳内の炎症を抑える
といった働きがあることが分かってきています。
筋トレ後に
「頭がスッキリする」「気分が前向きになる」
この感覚は、気のせいではありません。
「もう50代だから」は、むしろ逆
50代の方から、よくこんな言葉を聞きます。
「若い頃みたいには無理ですよね」
「今から始めても遅いですよね」
ですが実際には、
50代は“何もしないリスク”が一番大きい時期でもあります。
筋肉量はこの年代から落ちやすくなり、
それに伴って体力や回復力にも差が出てきます。
一方で、脳には
年齢に関係なく変わり続ける力(可塑性)があります。
適切な刺激を入れれば、ちゃんと応えてくれる。
これは、50代の方を見ていてもはっきり感じます。
認知症予防で大切なのは「負荷の質」
認知症予防というと、
特別な運動が必要だと思われがちですが、ポイントはシンプルです。
大きな筋肉を使うこと 少し「きつい」と感じる負荷をかけること
この2つが揃うことで、
筋肉からマイオカインが分泌され、脳への刺激につながります。
自宅トレーニングには「限界」もある
もちろん、自宅でスクワットや腕立て伏せを行うこと自体はとても良いことです。
最初の一歩としては十分です。
ただ50代以降になると、
フォームが正しいか分からない 強度が足りているのか不安 無意識に楽な動きになってしまう
こうした壁にぶつかる方も少なくありません。
ジムに通うメリットは「安全に、しっかり負荷をかけられる」こと
ジム環境がある最大のメリットは、
安全性を保ったまま、必要な負荷をかけられることです。
小濱トレーニングジムでは、
スクワット レッグプレス ハックスクワット
といった種目を、その方の体力や状態に合わせて使い分けています。
特にレッグプレスやハックスクワットは、
腰や関節への不安を抑えながら、
下半身という「筋肉の宝庫」にしっかり刺激を入れることができます。
安心して「少しきつい」負荷をかけられることで、
筋肉への刺激が増え、
結果として脳への良い影響も引き出しやすくなります。
気持ちの面でも、ジム通いは大きな意味を持つ
ジムに通い、定期的に体を動かしている方からは、
「前より楽に動けるようになった」
「まだ大丈夫だと思えるようになった」
こうした言葉をよく聞きます。
この自己効力感は、
体だけでなく、気持ちを前向きに保つうえでも非常に重要です。
まとめ
筋トレは、見た目を変えるためだけのものではありません。
体を支える 脳を守る 気持ちを前向きに保つ
そのすべてに関わっています。
自宅で始めるのも良い。
でも、より安全に、より確実に効果を出したいなら、ジムという環境は大きな味方になります。
小濱トレーニングジムに通われている50代の方々を見ていても、
「始めて良かった」と感じる場面は少なくありません。
まずは一歩。
その一歩を、無理なく、正しく積み重ねていくことが大切です。

