46歳で血管年齢23歳と診断されました。
― 血管年齢という指標と、日常で意識したい体の使い方 ―
先日、血管年齢を測定する機会がありました。
結果は 実年齢46歳に対して、血管年齢23歳。
数字だけを見ると驚かれる方も多いと思いますが、
この結果を「若いから安心」とはなりません。
むしろ、
血管年齢とは何を示す指標なのか
なぜこうした数値が出たのかを考えることが大切だと思います。
血管年齢とは何か
血管年齢とは、血管の状態を評価するための一つの目安です。
主に、
• 血管の弾力性
• 血流のスムーズさ
• 動脈の硬さの程度
などをもとに、年齢で表した数値です。
これは実年齢そのものを示すものではなく、
現在の血管のコンディションを把握するための指標と考えるのが適切です。
決して医療的な診断や現段階の安心を保証する数値ではありません。
体の硬さと血管の状態には関係があると考えられることがあります。
筋肉や関節が硬くなると、
• 体を動かす頻度が減る
• 血流が滞りやすくなる
• 末端まで血液が届きにくくなる
といった状態が起こりやすくなります。
その結果として、血管の柔軟性が保たれにくくなる可能性がある、
という考え方です。
ただし、
「体が硬い＝血管年齢が高い」と単純に結びつけることはできません。
重要なのは、
日常的にどれだけ体を動かし、血流が滞っていないかというところです。
ストレッチの重要性
ストレッチそのものが血管を若返らせると断言できるわけではありませんが、
• 筋肉をゆるめる
• 関節の可動域を保つ
• 体を動かす機会を増やす
といった作用を通じて、
血流が促されやすい状態をつくることは期待できます。
特に、
• 太もも
• お尻
• ふくらはぎ
• 背中
• 肩や腕
といった大きな筋肉や、日常で固まりやすい部位を動かすことは、
体全体の循環を考える上でも重要なポイントになります。
実際に
自分自身も体が柔らかいです、セミナーなどに行って周りに驚かれます。
筋肉トレーニングを熱心にやられている方は固い方が多いですが、昔から自分自身は柔軟に凄く時間をかけてました。
妻も最近は柔軟を積極的に行っていて、筋肉、柔軟性を重視しています。
ストレッチは「強くやるほど効果が高い」ものではありません。
一般的に意識したい点は、
• 1種目30〜40秒程度を目安に行う
• 痛みが出ない範囲で行う
• 呼吸を止めない
• 伸ばしている部位を意識する
無理に可動域を広げようとすると、
かえって筋肉が緊張し、逆効果になることもあります。