今年のバレンタインは、チョコレートをひとつももらえませんでした。期待していた娘からもなし、妻からもなし。正直に言えば少しさみしい気持ちもありましたが、こういう年もあります。毎年同じ結果になるほど人生は単純ではありません。だから面白いとも言えます。気持ちは切り替えて、やることはいつも通り。トレーニングは予定どおり実行しました。
今日は脚のトレーニングデー。メインはヘックスバーのデッドリフト175kgを10回×3セット。全身の連動と出力を意識して実施しました。その後はウォーキングランジ、ブルガリアンスクワットで片脚の安定性と筋力を強化。さらにボックスを使った種目で瞬発系の刺激も入れ、最後はランニングで締めました。筋力・バランス・持久力をまとめて刺激する、実戦的な下半身トレーニングになりました。
バレンタインといえばチョコレートですが、チョコレートは「ただの甘いお菓子」と切り捨てるには少し惜しい食品でもあります。特にカカオ含有量の高いタイプには、カカオポリフェノールが豊富に含まれています。これは抗酸化作用を持つ成分で、運動による身体ストレスへの対抗に関与すると報告されています。また、血管の拡張や血流のサポートに関係する可能性も示されています。
加えて、カカオにはカフェインやテオブロミンといった覚醒系の成分も含まれています。作用は穏やかですが、集中力ややる気のスイッチを入れる助けになることがあります。トレーニング前に高カカオチョコレートを少量食べると、気持ちが入りやすいと感じる人がいるのは理にかなっています。
ただし、ここで重要なのは種類と量です。砂糖が多いチョコレートは血糖値が急上昇しやすく、脂質とカロリーも高くなります。コンディションづくりの視点で見るなら、選ぶならカカオ70%以上を少量。ご褒美はご褒美として、戦略的に扱うのがちょうどいいところです。
チョコレートはもらえませんでしたが、トレーニングは今日も普段通り実施しました。重いものは誰に対しても重いし、努力した分だけ確実に応えてきます。イベントの結果よりも、積み上げたセットと反復の方が、あとで効いてきます。
派手さはなくても、継続は裏切りません。今年も淡々と、しかし本気で積み重ねていきます。筋力も体力も、そしてメンタルも、結局は日々の反復でしか作られません。今日はその一日分を、きっちり上乗せしました。
小濱裕司

