講習会をきっかけに、PNFストレッチを本格的に学び直します
2026年8月22日・23日の2日間、夫婦そろってNESTAの「ストレッチングスペシャリスト講習会」を受講しました。
さまざまなストレッチ方法を学ぶ中で、特に関心を持ったのがPNFです。
私は2000年代、パーソナルトレーニングにPNFストレッチをよく取り入れていました。しかし、2010年代に入ってからは実施する機会が減り、ここ十数年はほとんど行っていませんでした。
今回の講習会であらためてPNFに触れ、「もう一度、基礎からしっかり学び直したい」という思いが強くなりました。
PNFは単なるストレッチではない
PNFは、筋肉を収縮させた後に伸ばすだけの方法ではありません。
筋肉の収縮と弛緩、徒手抵抗、手を当てる位置、声かけ、対角・螺旋方向の運動パターンなどを組み合わせ、身体が本来持っている動きを引き出していく考え方です。
私が以前学んだ頃は、PNFによる可動域の向上を「ゴルジ腱器官による自原抑制」で説明することが多くありました。しかし現在では、伸張感に対する耐性や組織の力学的変化、運動制御なども関係すると考えられています。
以前の知識を思い出すだけでなく、現在の考え方に合わせて学び直す必要があります。
専門書を使って基礎から学び直す
今回、Amazonで見つけた『臨床に役立つPNF』という専門書を購入しました。
PNFの理念や基本原理だけでなく、各種テクニック、肩甲帯・骨盤帯・上肢・下肢の運動パターン、評価方法などについても詳しく解説されています。図解やQRコードから視聴できる動画、購入者特典の評価用PDFも活用しながら、次の順番で学ぶ予定です。
1.PNFの理念と基本原理を理解する
2.ホールド・リラックスなどの基本手順を復習する
3.手を当てる位置と抵抗方向を確認する
4.肩甲帯・骨盤帯から運動パターンを学ぶ
5.実施前後を同じ条件で評価する
6.トレーニング動作へつなげる
本を読むだけで終わらせず、動画で動きを確認し、実技練習と再評価まで行いながら身につけていきます。
小濱トレーニングジムの指導に活かす
PNFは、誰に対しても同じ方法で行えばよいものではありません。
関節可動域、筋力、痛み、既往歴、代償動作などを確認したうえで、目的に合った方法を安全に選択することが重要です。最大限の力で収縮させたり、痛みを感じるほど強く伸ばしたりする必要もありません。
小濱トレーニングジムでは、単に可動域を広げるだけでなく、
「評価する」
「必要な動きを引き出す」
「自分の筋力でコントロールする」
「トレーニング動作へつなげる」
という流れを大切にします。
これまで培ってきた筋力トレーニングの指導に、ストレッチとPNFの知識・技術を加え、「鍛える」だけでなく、「動きやすく、力を発揮できる身体づくり」へつなげていきます。
小濱裕司

