質よりも量を重視した方が継続しやすい

継続しやすいトレーニング:中負荷・ボリューム重視で効率アップ

今日、5月13日(火)のトレーニングは「ボリューム重視」で進めました。これは、重量は控えめにしつつ、セット数や回数をしっかり確保して総負荷量を増やす方法です。

このアプローチの魅力は、高重量を扱うときのような精神的プレッシャーがないこと。安心してトレーニングに取り組めるうえ、筋肉にもしっかり刺激を入れられます。特に、怪我のリスクを抑えつつ効果を感じられるのがポイントです。

今日のトレーニング:下半身ボリューム重視

スクワット 3セット × 10回 使用重量:140kg RPE:6(余裕を持ちながらも効かせる) デッドリフト 3セット × 10回 使用重量:180kg RPE:6(しっかり引き切れる重量で) スミスマシン・ブルガリアンスクワット 3セット × 10回(片脚ずつ) RPE:6(安定感を重視) ルーマニアンデッドリフト 3セット × 10回 RPE:6(腰を痛めないようフォーム重視) スタンディングカーフレイズ 4セット × 10回 RPE:6(ふくらはぎをしっかり意識)

高重量へのプレッシャーがないから継続しやすい

トレーニングを続ける上で、精神的な負担は意外と大きな壁です。高重量を扱う日は気持ちが引き締まる一方で、「本当に今日は持ち上がるだろうか?」という不安もつきまといます。

今日のスクワットは 140kg × 10回 × 3セット。これは総負荷量 4,200kg になります。仮に 280kg × 5回 × 3セット でも総負荷量は同じですが、高重量は精神的・体力的・関節にも負担が大きいですし、私の場合は 280kgは1回も上がりません。

また、デッドリフトも 180kg × 10回 × 3セット。中重量でも、回数を重ねることでしっかりと筋肉を追い込めます。特にデッドリフトは腰を痛めやすい種目ですから、この重量設定は無理なく効果を感じられるベストなバランスです。

なぜボリューム重視が継続しやすいのか?

精神的なプレッシャーが少ない 高重量を持ち上げられるかどうかの不安がありません。 怪我のリスクを減らせる 中重量で正しいフォームを意識しやすく、関節への負担も少ない。 筋肥大効果も期待 総負荷量(重量 × 回数 × セット数)を確保でき、筋肉への刺激は十分。 その日のコンディションに合わせやすい 無理をせず、疲労度に応じて調整可能。

継続性を高めるボリュームトレーニングのポイント

無理せず扱える重量を選ぶ 心配になるほどの高重量は避け、安心して動かせる重量でしっかり回数をこなす。 セット数と回数でボリュームを稼ぐ 単純に重さを追い求めるのではなく、トータルでの負荷を意識。 フォームを徹底的に重視 特にルーマニアンデッドリフトなどは腰を痛めやすいので、姿勢をキープ。

実際に感じた効果と手応え

このボリューム重視のトレーニングは、筋肉にしっかりと刺激を与えられるだけでなく、精神的にも負担が軽く、続けやすいという実感があります。

例えば、スクワット140kg × 10回 × 3セットは、高重量を狙う時と比べると安心して取り組めますし、それでも筋肉にはしっかり効いています。逆に「もっとできる」と思う日には、回数やセット数でさらにボリュームを増やせるのも魅力です。

トレーニングは「質」だけでなく「量」も大切。特に継続性を高めたい方には、この中負荷でボリュームを稼ぐ方法をぜひ試してみてください。