「スクワット動作の精度を極める:スモロフJr.第3週初日の神経筋アプローチ」

【2025年8月4日トレーニング記録】

2025年8月4日(月)、スモロフJr.プログラム第3週の初日として、130kg×6回×6セットのバーベルスクワットを実施しました。

週4回という高頻度下における筋疲労管理と、各セットにおける運動パターンの精度向上を主目的としたセッションとなります。

● 神経系の再教育と運動パターンの安定化

この日の主眼は「動作精度の維持とフォーム再現性の確認」。

スモロフJr.は単なる筋肥大や筋力向上にとどまらず、神経系の高頻度刺激によって随意収縮精度を高めるプログラムとしても機能します。

特に、脊柱アライメントの保持、骨盤前傾のコントロール、膝関節外反防止の神経伝達を意識し、股関節主導の運動連鎖にフォーカスしました。

結果として、6セットすべてにおいて重心移動のブレがなく、左右対称の荷重分布を維持。

ヒップヒンジとニーアウトのタイミングも安定し、骨格構造に則した最適軌道での反復動作が可能となりました。

● 身体的疲労よりも神経的覚醒が鍵

前週に比べ、局所的筋肉痛や結合組織の張りは軽微で、中枢神経系のリカバリーが進んだ印象。

この日のセッションではRPE(自覚的運動強度)6前後、インターバルは2分で統一。

動作スピードは一定で、**同一条件下での技術的アウトプットの再現性(technical consistency)**に優れたセッションとなりました。

● 高頻度フェーズにおける戦略的位置づけ

このセッションは週全体の中でも**「ベースづくりの回」に相当します。

翌日以降に待ち受ける140kg×5×7セットや150kg×3×10セットの高負荷ボリューム日**に向けて、関節可動域・動作安定性・精神集中力の再セットアップを行うための、いわば「神経-筋連携のリハーサル」でもあります。

適切な負荷量×反復精度=フォーム自動化への最短ルート。

今週も一歩ずつ、神経筋協調の質を高めながらステップアップしていきます。

✅ 実施内容サマリー

日付:2025年8月4日(月)

トレーニング内容:バーベルスクワット

セット数×回数×重量:130kg × 6回 × 6セット

RPE(自覚的運動強度):6前後

インターバル:2分

目的:フォーム再現性の強化・運動神経の再教育・中枢神経系の覚醒

次回は8月6日(水)140kg×5×7へと進みます。

今後も負荷の増加に伴うフォームの変容や左右差に注意を払いながら、1セッションずつ積み重ねていく所存です。