千葉県木更津市のパーソナルトレーニングジム、小濱トレーニングジム代表、パーソナルトレーナーの小濱裕司です。
筋肉をつけたい、体脂肪を減らしたいときは、たんぱく質の量と総エネルギー摂取量(一日に食べ物や飲み物からとるカロリー)を一緒に確認することが大切です。
🔎 ① 高齢者の研究で分かったこと
2026年10月13日に公開された研究では、フレイル(加齢などで心身の活力が低下した状態)の高齢者295人、平均約74歳を対象とした試験を二次解析しました。
二次解析とは、実施済みの試験データを別の観点から分析することです。食事の解析には257人のデータを用いています。
12週間にわたり、次の2つの方法を比較しました。
- 筋トレのみ
- 同じ筋トレ+食事指導+たんぱく質補助食品
📊 ② たんぱく質と一緒に、摂取カロリーも増加
終了時の調整済み群間差(開始時の値や年齢などの違いを考慮した、2つのグループの差)では、食事指導などを加えたグループの数値が次のように高くなりました。
- たんぱく質摂取量:一日29.1g多い
- 摂取エネルギー:一日約209kcal多い
- 体脂肪量:0.7kg多い
これはグループ間の比較であり、全員の体脂肪が0.7kg増えたという意味ではありません。
一方、除脂肪量(筋肉や骨、水分など、脂肪以外の量)には、明確な差が確認されませんでした。
📝 ③ 研究結果を読み取る際のポイント
対象は高齢者で、期間は12週間です。減量効果を検証した試験ではないため、若い方やダイエット中の方への応用には慎重な判断が必要です。
食事量は本人の記録に基づき、体組成は生体電気インピーダンス法(微弱な電気を流し、脂肪などの量を推定する方法)で評価しています。
食事指導と補助食品を組み合わせた結果なので、「プロテインを飲むと太る」と断定せず、食生活全体の変化として受け止めます。
🍽️ ④ 日々の食事に活かすには
指導では、普段の食事や間食を確認し、不足を補う方法を考えます。
✅ 追加する前に、置き換えを検討する
たんぱく質が少ない間食を、無糖ヨーグルトなどへ置き換える方法も選択肢です。
✅ 飲み物のカロリーも確認する
プロテインの栄養表示に加え、混ぜる牛乳などの量も確認します。
✅ 身体の変化を見ながら調整する
体重や体脂肪率、扱える重量、疲労や空腹感を記録し、目標に合わせて食事量を調整します。
📚 参考文献
Biersteker EJMら.BMC Nutrition.2026年10月13日公開(査読済み早期公開版)。
小濱トレーニングジムでは、一人ひとりの目標や食習慣に合わせ、運動と栄養の両面から継続できる身体づくりをサポートしています。
皆様のご利用をお待ちしております。

