2026年7月20日、昭和26年(1951年)生まれの母が75歳の誕生日を迎えました。
父も今年80歳になりました。また、明治40年(1907年)生まれの父方の祖父も、母と同じ7月20日生まれでした。
両親が75歳と80歳という節目を迎えたことをきっかけに、後期高齢者と健康について考えてみたいと思います。
75歳から後期高齢者
日本では、原則として75歳以上になると、後期高齢者医療制度の対象になります。
ただし、「後期高齢者」は医療制度上の区分です。75歳になったからといって、急に体力が落ちるわけではありません。
同じ年齢でも、運動習慣や生活環境によって筋力や体力には大きな差があります。
大切なのは年齢の数字よりも、
・自分の足で歩ける
・椅子から立ち上がれる
・階段を上り下りできる
・買い物や外出を続けられる
といった日常生活の能力を保つことです。
75歳以降におすすめの運動
高齢期は、ウォーキングだけでなく、筋力トレーニングやバランス運動も重要です。
おすすめの運動には、次のようなものがあります。
1.椅子からの立ち座り
2.かかと上げ
3.レッグプレス
4.チェストプレス
5.ラットプルダウンやローイング
6.手すりにつかまって行う片脚立ち
7.無理のないウォーキング
筋力トレーニングは週2回程度から始め、8〜12回できる負荷で1〜2セット行います。
最初から長時間行う必要はありません。現在10分歩いている方なら15分に増やすなど、今より少し多く体を動かすことが大切です。
生活で心がけたいこと
高齢期は、食事量の低下によって筋肉が減りやすくなります。
肉、魚、卵、乳製品、大豆製品などのたんぱく質を、毎日の食事に取り入れましょう。
また、次のような生活習慣も重要です。
・座りっぱなしの時間を減らす
・歯や口の健康を守る
・昼間に体を動かす
・睡眠のリズムを整える
・家族や友人と会話する
・趣味や外出の機会を持つ
運動だけでなく、食事、睡眠、口腔ケア、人とのつながりを保つことが、健康寿命を延ばすためには大切です。
無理をせず安全に続ける
高血圧、心臓病、糖尿病、骨粗しょう症、膝痛や腰痛などがある場合は、主治医の指示を確認したうえで運動を行います。
運動中に胸の痛み、めまい、強い動悸、冷や汗などが出た場合は、すぐに中止してください。
75歳を過ぎても、体力に合わせた運動を続けることで、筋力や生活能力を維持することは可能です。
母が75歳、父が80歳という節目を迎えましたが、これからも自分の足で歩き、食事や外出を楽しみながら、元気に年齢を重ねていってほしいと思います。
小濱裕司

