断食状態でのトレーニングと肩の筋力不足が課題

2025年7月3日(木)は、仕事の都合で朝食・昼食が摂れず、16時間以上の断食状態でのトレーニングとなりました。

前日に肩のトレーニングを行っていたこともあり、肩への力の入りが弱く、特に上半身の爆発的な動作で筋力不足を強く感じたセッションとなりました。

◆①ダンベル・ワンハンドスナッチ(50kg)|セット完遂できず

最初に行ったのは、ダンベル・ワンハンドスナッチ(50kg)。

普段であればなんとか扱える重量ですが、この日は毎セットしっかり6回を上げきることができませんでした。

原因は明確で、

断食によるエネルギー不足 肩の筋力不足(特に片手で押し上げる動作)

ワンハンドスナッチは、瞬発力・体幹の安定性・肩の押し上げる力がすべて求められる種目のため、コンディションの影響が非常に出やすい動作です。

今回は「筋力がそもそも足りていない」という現実を、あらためて突きつけられました。

◆②ケトルベルスイング(64kg)|全身連動を安定して再現

続く2種目目は、ケトルベルスイング(32kg×2=64kg)×10回(3セット)

股関節を軸としたヒンジ動作で、ハムストリングス・臀筋・体幹を効率よく刺激。

スナッチとは異なり、重りを目線の高さまで上げればよく、肩の筋力の弱さがパフォーマンスに影響しにくい点が功を奏しました。

動作の再現性が高く、断食状態でも問題なく動けたのは収穫です。

◆③Vスクワットマシン(248kg)|余裕を持って完遂

最後はVスクワットマシンで、248kg×10回(3セット)

こちらは非常に良い感触で、大腿四頭筋・臀筋ともに安定した出力を発揮できました。

関節への負担感もなく、フォームも崩れず、全体的に余裕を持って完遂できたことは、下半身のコンディションが良好である証拠だと感じました。

◆肩の筋力不足への対策と今後の方針

今回のセッションで浮き彫りになったのは、やはり肩そのものの筋力不足です。

可動域の制限ではなく、「持ち上げる力」が単純に弱い。特に片手での押し上げ動作に顕著です。

今後は以下のアプローチで改善を図っていきます:

オーバーヘッドプレスやミリタリープレスによる直線的な押し上げ力の強化

サイドレイズやリアレイズによる三角筋部位別の筋肥大

インナーマッスル(ローテーターカフ)の高頻度強化

片手オーバーヘッド種目を軽重量・丁寧な動作で継続実施

「肩は弱点」と認めたうえで、逃げずに正面から取り組んでいきます。

◆まとめ|弱点を浮き彫りにする日は“良い日”

この日のトレーニングは、ワンハンドスナッチが完遂できないなど、決してうまくいったとは言えません。

しかし、肩の筋力不足という根本課題と、栄養管理の重要性が明確になったという意味では、非常に価値のある一日でした。

“できなかった”ことには、必ず“理由”があります。

それを丁寧に言語化し、次にどうつなげていくか。

この繰り返しこそが、長期的な成長を支える鍵になると感じています。